★目的★

★幼児期後期の発達★目的

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幼児期後期の発達☆ 目的


幼児期後期の発達課題・心理的特性は次の通りです。


幼児期後期(3歳〜6歳頃)ー積極性 × 罪悪感            目的

目的】・・・・・・・自分の目的や課題を積極的にたて、それをやり遂げようとする力。

この時期は、社会性を養う時期です。
今までと大きく違うのは、集団生活が始まります。

保育園や幼稚園に行って、みんなで遊ぶ、目的をもって何かに取り組み、やり遂げる。という行動を通して積極性を獲得します。

また、集団生活をとおして、社会のルールや、常識(あいさつの大切さなど)を学んでいきます。
友達とケンカしたり、仲直りしたり、いたずらしたり、うそをついたりしながら罪悪感や、人の痛みを感じるようになります。


ケンカやうそをついたり、いじめたりいじめられたり親は心配でたまりません。
そこでケンカをしないように、いじめられないように、先回りして手や口をだしてしまいがちですが、そこはグッと我慢してください。

(もちろん大怪我や、命の危険があるときは別ですよ。)いろいろな経験をさせてあげてくださいね。


経験した後は、そのことについて話し合いましょう。子供は子供なりに理由があります。その時の気持ちをしっかりと聞いてあげてください。うまく言えないかもしれませんし、的はずれなことを言うかも知れません。でも聞いてあげてください。自分の気持ちを、言葉で表現することはとても大切なことです。その気持ちを受け止め、ほかに方法がなかったか一緒に考え、教えてあげてください。


この時期に集団行動が出来ない子、人と外れた行動、格好をする子がいますね。「それがこの子の個性ですから。」という人がいます。

もちろん発達の個人差はありますが、そうではありません。それは親のエゴであったり、その子のわがままであったりすることが多いのです。個性が出てくるのはずーと後、思春期・青年期のころです。間違えないでくださいね。


個性というものは、「みんな同じ」という感覚の上に成り立ちます。つまり、自分も友達も、同じ一人の人間であり、命の重みも同じであること。人間の基本的能力は同じであること。社会のルールはみんなが守らなければならないこと。自分がされて嫌なことは他の人も嫌だということなどです。これをお遊戯や、勉強、スポーツなど日々の生活の中で学んでいきます。時々あえてお話をしてみるのもいいですね。


現代はほめて育てることが主流になっていますが、ほめてばかりいると子供は、もっとほめられようと、大人の真似ばかりするようになります。
一見、成長が早く頼もしく見えますが、実は子供自身は背伸びをしているのです。本来の発達時期ではない先のことを一生懸命しているのです。
それは必ず無理がきます。息切れがして、自分でもどうしていいのか分からなくなります。それを感じるのが思春期です。


3歳からは「叱られ体験」をつけましょう。「叱り上手は子育て上手」といいます。「かわいくば、二つ叱って三つほめ、五つ教えて良き人にせよ。」という言葉のとおり、ほめること、叱ることの間にはバランスがひつようです。
3歳からの叱られ体験が将来「キレない子供を作る」といわれています。


叱るときに、言ってはいけない言葉があります。

「お姉(お兄)ちゃんでしょ」「男の子のくせに」「隣の○○ちゃん見てごらん」「お姉ちゃんは頭がいいのに、あなたはどうして勉強が出来ないの、だれに似たにかしらね」などと、誰か(何か)と比較しないでください。

子供は自分よりもそっちの方がかわいいんだと思ってしまいます。
叱るときは、その子の名前を呼んで、そのいけない行動を叱ってください。


また、その子の人格を否定したり、存在を否定したりする叱り方も避けてください。例えば「そんな子はうちの子じゃあないわ。」「そんな悪い子を産んだ覚えはありません。」などです。子供は嫌われたくないので一生懸命いい子になろうと頑張ります。でも心に残っていることは自分の存在価値に対する罪悪感です。


叱るときは、感情で叱ってはいけません。
その行動を叱ってください。
つまり、同じことをしても、「今日は機嫌がいいから、まあ叱らなくてもいいや。」と思って叱らなかったり、いつもは叱らないことでも「今日はイライラしているからあたまにくる。」とばかりに叱ったりすることです。

子供は、叱られながら、していい事と悪いことを覚えていきます。
大人の感情で叱っていると、していい事と悪いことの区別がつかなくなって、周りの顔色ばかりうかがうようになります。



上手く育てられるか不安になってきましたか。

親も人間ですから、イライラして感情的になることもあります。
でも大丈夫。いつからでもやり直しはできますし、大切なことはバランスです。もし、感情的に叱ってしまったり、言ってはいけない言葉を使ってしまったら、落ち着いたときに、誤ってあげてください。

自分がイライラしていたから怒ってしまったこと。
子供の行動には問題なかったこと。そして自分にとってあなた(子供)の存在はとても大切であること。大好きであること・・・・。
そして抱きしめてあげてください。





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